小児矯正歯科とは
わが子に綺麗な歯並びをプレゼントしてあげる為の毎日の取り組みです。
歯並びが良くなる子育ての秘訣や不正咬合と子どもさんの生活タイプを理解して、わが子に綺麗な歯並びを与えて下さい。
生後6ヶ月から下の歯の前歯から生え始め、2歳半から3歳頃までに、上下合わせて20本の乳歯が生え揃います。
乳歯が隙間なく綺麗に並んでいると問題があります。
正常な状態では歯並びに少し隙間が存在します。これは乳歯より大きな永久歯が綺麗な歯並びに成る為の隙間なのです。
顎の骨の成長がポイントです。
好き嫌いなど規則正しい生活習慣が行われていないと、顎は充分に成長する事が出来ず、永久歯の生える場所が確保できません。
その為に歯並びが重なったり、前後にずれたりします。
顎の骨を育てるポイント
- ①むし歯を作らない
- ②よく噛んで好き嫌いのない食生活する
- ③空腹感を感じる様に体を動かせる、遊ばせる
①むし歯予防のページをご覧下さい
②よく噛んで、好き嫌いなく食べることは、歯並びに大きくな影響を与えます。
朝食は最も大切で、和食は最善ですね、ご飯、さかな、サラダ、味噌汁など、調理に火を使い、野菜を取り入れたメニューが顎の成長に望ましいですね。
一方、朝食が柔らかい菓子パンや牛乳、ヨーグルトなど、火も野菜も使わないメニューは、噛まなくても食べられるので顎の発達が悪くなる傾向がみられます。
③体を動かすことで、規則正しい食欲につながります。食欲があれば、好き嫌いせずに栄養豊富な食事を行えます。
さらに自然とよく噛むようになる可能性が高くなります。
また、早寝早起きの規則正しい生活を送れば、成長ホルモンの分泌もスムーズになり、顎の発達にも結び付くというわけです。
床矯正装置
床矯正(しょうきょうせい)は、患者さんご自身が取り外しができる矯正装置の1つです。
通常の矯正をする場合は、口を開けると矯正装置が見えるため、嫌がるお子様も多いかと思われます。
床矯正治療では、装置は患者さんご自身で取り外しが可能ですので、1日に12~14時間装着いたします。また装置に埋め込まれているスクリューを週に決められた回数巻くことにより装置が拡大し、顎が成長し、歯を並ぶスペースを確保し歯並びよよくなります。
マウスピース矯正装置
マウスピース矯正は、1つのマウスピースで移動できる歯の移動量が最大で約1mmと限られています。
そのために、適切な位置へ歯を移動させるためには数段階のマウスピースが必要となります。